ひかり

眩しい

まぶしい

きんいろのひかり

 

 

 

世界は光に満ちていた

 

 

 

 

 

 

 


目が覚めたら赤ん坊だった。

びっくりする。

これが輪廻転生ってやつか!と呟いたが、

 

 

「ぅぁ〜」

 

 

と言葉ならぬ声が出ただけだった。

一体何が起こっているというのだ。

よく見えない視界を巡らす。

手は、とっても紅葉。

なんて可愛らしいおててなのかしら。

肌は、白い。

あれ?黄色人種は名の通り黄色い肌のはずなのだが。

 

 

「目が覚めたの?ドミューシア?」

 

 

ドミューシアって!

視界に入ってきた両親は茶髪碧眼と茶髪褐色の瞳。

 

 

「ぅぁ!」

 

 

欧米かっ!!?

 

 

「元気そうだな、目なんかマーガレットそっくりだ」

 

 

あたしの叫び声を好意的にとる茶色い髪と褐色の瞳を持つ男性。

若い。

前世の自分よりも若いそうだ。

もしかして二十歳前だろうか?それなのにどこか威厳がある。

 

 

「可愛いなぁドミューシア?ドミ〜?分かるか?パパだぞう?」

 

 

前言撤回。

ただの親ばかさんだ。

 

 

「うふふ、口元はアーサーにそっくりよ」

 

 

穏やかに笑う茶色い髪と碧眼の美人が母親なら今世のあたしはいい線いけるかもしれない。

 

 

「ぁ〜」

 

 

ともかく、 

 

 

 

 

 

(初めまして、アタシ    初めまして、世界) 

 

 

 

(あれ?なんで前世の記憶があるの?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最果ての〜とは書き方を変えてみて、
本当に原作を知らないと分からない、
読み手に不親切な小説です。
ごめんなさい!

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